大HDDから小SSDへの交換方法!小容量SSDにクローン化する手順

パソコンが重くてお困りの方は多いと思います。

そこで読み書き速度の遅いHDDから早いSSDに交換しよう、と考える人は多いと思います。
しかし、SSDはやや高価なので、容量の大きいものは、なかなか手が出ません。

そうなると、容量の大きいHDDから容量の小さいSSDに交換することになります。

しかし、受け皿が小さい場合クローン出来るのか?と不安になりますよね?

そこで、大容量HDDから小容量のSSDにクローンで検索すると、このフリーソフトで出来ますと称しているのを見かけますが、良く見ると大容量HDDでも使用容量がクローン化しようとするSSDよりも少ない場合に可能、となっていてそれは当たり前の事ですよね。

そこで、実際の使用量が大容量のHDDから小容量のSSDに交換する、具体的な手順を解説します! 



全体の流れ

 

下準備と本題の二部構成です。

 

下準備

 

下準備①から⑤に沿って、確認と準備をして下さい。

 

準備①
現HDD取り外し可能かどうかの確認。
(これを省略すると無駄足になる可能性がありますので、ご注意下さい)

下準備②
6個のフォルダー合計容量を確認し、避難先HDDに収まるか確認。
(※6個のフォルダーとは)

下準備③
6個のフォルダー類の移動。
(Cドライブを身軽にします)

下準備④
クローン作成SSD容量の選定とフォーマット。
(身軽になったCドライブ使用量以上のSSDを選ぶ)

下準備⑤
クローンソフトのインストール。
(神でない限り必要です)



本題

 

さあ、これから本題の小容量SSDクローンの作成です。
クローン作業とクローンしたSSDとHDDの交換作業です。

 

本題①
クローン作成
(クローンの手順説明)

本題②
クローン
SSDへの交換
(元のHDDからSSDへの交換作業)

本題③
起動準備、完成
(起動前のセッティングと、完成まで)

 

全体の流れをつかんで頂けたら、それらの詳細について説明して行きます。

 

下準備①
現HDD取り外し可能かどうかの確認。

 

ノートPCであれば、下の写真のように裏蓋のネジ1~2本外すだけで、HDDが取り外せる構造であれば進めて下さい。

裏蓋の形は、HDDだけの専用蓋の場合もあります。

※もし、難しいようであれば自分でSSDへの交換は諦めて下さい。


それと、この写真ではわかりにくいかも知れませんが、2本のネジの内、上のネジには封印シールが貼ってあり、これを外すとメーカー保証対象外になるようなパソコンもありますので、そう言う事がある事をご承知の上、進めて下さい。

 

 

このPCの場合は、SSD(左端)と、無線LANアダプター(真ん中)、メモリ(右端)も見えます。SSDに既に交換済みの分です。

 

 

メーカーや機種によっては、裏蓋を全分解し、キーボード取り外し、配線を全て外して、更にマザーボードも外して、その裏側にHDDを隠しているようなものもありますので、最初にこの事を確認しておかないと、せっかくクローンを作っても取替が出来ないと、無駄足になり兼ねません。

デスクトップ型のHDD取り外しは、空間が広い分やり易いので、ノートPCほど気を使わなくても良いかも知れません。ただ、スリム型のデスクトップPCは空間が狭いので、HDD取り外し易さは事前に確認しておいた方が良いでしょう。



下準備②
6個のフォルダー合計容量を確認し、避難先HDDに収まるか確認。

 

※6個のフォルダーとは、ここではダウンロード、ディスクトップ、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックを指す事にしています。

まず、ドライブが有るか無いかの確認は、


②Windowsマークを左クリックして、設定を開き、システムをクリック

③ストレージをクリック

④赤枠部分、Cドライブ以外のストレージの有無と空き容量を確認して下さい

※いくらCドライブ以外のDドライブが有っても分割したDドライブでは、ダメです。


⑤Windowsマークを右クリック
して、ディスクの管理を見て下さい。

Cドライブ以外のストレージが有るか確認して下さい。

⑥ついでにCドライブのパーティション分割形式を確認します。

ディスク0の辺を右クリック

⑦ボリュームタグを開いて下さい。

私のPCの場合、2013年に自作した時のSSDを使っているので、MBR形式です。
最近のパソコンであれば、100% GPT形式です。

 

MBR形式とGPT形式とは

ここで、パーティションのスタイルを確認すると、MBRとかGPTと出ますが、MBR形式とはIntelが進めているストレージの分割と起動方式で、2012年頃まではこの方式の名残がありましたが、分割出来るパーティションの数が4個と少なく、又、認識可能な最大容量が2TB(テラバイト)までと、例えば4TBのHDDを買ってMBR形式でフォーマットしてしまうと2TBしか認識しません。
4TB認識させるには、GPT形式でフォーマットしなければなりません。
Windows10の32bitでは、認識出来るメモリ容量が4GB未満と同じような感覚で捉えられたら良いと思います。
このように、MBR形式は時代にそぐわなくなって来たので、新たにガイドパーティションテーブルGPTと言う方式に現在は切り替わっています。

GPT形式は、分割出来るパーティションの数が理論上は無制限なのですが、Windowsで扱えるのは128個までで、容量も8ZB(ゼタバイト)80億TB(テラバイト)までになりました。想像も付かない容量ですけどね。

ここで、何故パーティションのスタイルを確認したかと言うと、クローンするためには同じ形式で行なわないと、起動しません。

但し、下準備⑤で使うクローンソフトのEaseUS Todo Backup Freeは、ファイルのクローンであれば
MBR形式 → GPT形式  もOKですし、

GPT形式  → MBR形式 もOKのようですが、

OSのクローンについては、同一形式でクローンしないとダメと考えて下さい。

しかし、今のHDDは、まず100% GPT形式でフォーマットされていますので、あまり深く考えなくてもいいと思います。

各フォルダーの使用容量の確認方法は、フォルダーを右クリックしてプロパティを開けば使用量が何GBと言うように表示されます。

 

6個の各フォルダーの使用容量を確認して合計し、A(GB)とします。

 

⑧Cドライブ以外のストレージが有れば、その空き容量を確認。
無ければ、外付けポータブルHDD対応とします。

何れも空き容量は、A(GB) ×2倍以上あればベスト。

空き容量 > 6個のフォルダー合計A(GB) であれば、取り敢えずOKです。

これで取り敢えずOKと言った理由は、とにかくCドライブから余分なファイルを逃がして、身軽にする事が主眼だからです。そのファイル類の移動は、また、後でどこにでも、いくらでも再移動出来ますからね。

PCのストレージ表示が赤くなりますが、大丈夫です。

もし、空き容量 < A(GB) であれば、不要なファイルを削除するなりして減量して下さい。それでも不可能な場合は、外付け対応になります。

私の外付けポータブルHDDのおすすめは、

Transcend USB3.1 2.5インチ スリムポータブルHDD 耐衝撃 M3シリーズ アイロングレー 1TB 3年保証 TS1TSJ25M3S

上の画像をクリックすると、Amazonの商品ページに移動します。

下準備③
6個のフォルダーの移動。

 

ダウンロードフォルダーを例に、移動手順を下記に示します。

①移動予定先のストレージに6個の空フォルダーを前以って作っておきます。

新しいフォルダーの作り方は、

移動先フォルダーの空白の所で、右クリックして、新規作成→フォルダーをクリックし、そのフォルダーの名前を変更して下さい。1個作ればそれを右クリックしてコピー→貼り付けして、後5個作って同様にそれぞれの名前に変えればOKです。アイコンは後で、自動で変わります。

移動の手順は、


②PCフォルダーを開きます。

 

③ダウンロードフォルダーを右クリックしてプロパティを開きます。

 

 

④場所のタグを開き、移動をクリックします。

移動をクリックすると、移動先を聞いてきますので、①で作ったフォルダーを選択して下さい。

使用容量が大きい場合は、移動に時間が掛かります。途中で電源を切ったりしないで下さい。

⑤この作業を後の残りのフォルダーについても繰り返し行います。↑Return



下準備④
クローン作成SSD容量の選定とフォーマット。

 

6個のフォルダーの移動により、Cドライブが身軽になったと思います。

①Cドライブの実使用容量を確認する

計算式は、実使用量C(GB)=Cドライブ総実容量-空き容量

②C(GB)×2倍以上の容量を持つSSDを選定する。

ここで、2倍以上と言った理由は、OSのドライブの場合アップデートや追加プログラム等でGB単位で増えて来ると、どうしても空き容量が必要となり、大きければ大きいほど動きが軽くなりますし、そう何度もクローン化も出来ないですからね。

Cドライブ実使用量が、例えば100GBだったとすると、SSD容量は200GBになりますが、市販されている容量の区分は240GB、250GB、256GBですから、お好きな容量を選択して下さい。ゲームとかされる方は、500GB位でも良いのですが、ご都合に合わせて下さい。

ここで、私のおすすめSSDをご紹介します。容量は250GBクラスです。

【国内正規代理店品】WD 内蔵SSD 2.5インチ / 250GB / WD Blue 3D / SATA3.0 / 5年保証 / WDS250G2B0A-EC

上の画像をクリックすると、Amazonの商品ページに移動します。

③SSDのフォーマット

新品SSDをフォーマットする前に、USB接続用のケースを用意して、それにSSDを入れます。

外付けケースにはこんなものがあります。これがないと、内蔵型SSDとの接続が出来ません。USB給電で、電源は不要です。
自作PCでSATA電源の予備とSATA接続ケーブルをお持ちの方は、不要ですけどね。

SSDをフォーマットして、すべてのクローン作業が終了したら、元のHDDを中に入れてフォーマットすると、外付けハードディスクとして使えますから無駄にはなりません。



ELUTENG 2.5インチ ハードディスク 外付けケース HDD SSD 両方対応 USB 3.0 5Gbps 高速データ転送 ハードドライブ SATA UASPサポート ポータブル 2.5 変換 ケース

上の写真または、リンクをクリックすると、Amazonの商品ページに移動します。

外付けケースに入れたSSDをPCのUSBに接続します。

USBは、青い色の3.0でも、黒い色の2.0のどちらでも良いです。


③Windowsマークを右クリック
して、ディスクの管理を開いて下さい。

そうすると、ディスクの初期化ウィンドウが開きますから、ディスクのパーティションスタイルのMBRかGPT形式かを選択します。
下準備②でクローン元のCドライブのパーティション形式を確認していますから、それと同じ形式を採用して下さい。

今時は、まずGPT形式ですから、GPTのラジオボタンをクリックしてOK。

フォーマットするSSD未割り当て領域の上で右クリックして、新しいシンプルボリュウムを選択。

シンプルボリュウムサイズの数値はいじらず、そのままで次へ。

新しいシンプルボリュウムウイザードの開始が始まります。

ドライブ文字のDとかEが自動で割り当てられます。

パーティションのフォーマット、これもそのまま次へ。

ファイルシステムが、NTFSとなっている事を確認。

ウィザードを完了し、フォーマットが始まります。
少々時間が掛かります。

フォーマットが終わると未割り当てとなっていた所が、正常(プライマリーパーティション)と表示されます。


PCを開くと、新しいSSDが認識されているはずです。



下準備⑤
クローンソフトのインストール

 

クローンソフトの選定

今回は、EaseUS Todo Backup Freeを使用します

EaseUS Todo Backup Freeのインストール手順。

ソフトのダウンロードとインストール

下記リンクをクリックすると、メーカーページに飛びます。
EaseUS Todo Backup Free

①無料ダウンロードをクリック

②今すぐダウンロードをクリック

③ダウンロードファイルの保存

そのまま保存してOKです。

④ダウンロードファイルの展開

ディスクトップ左下に”tb_free.exe” ファイルが展開待ちとなりますから、これをクリックして実行して下さい。

⑤セットアップ言語の選択

当然、日本語をプルダウンで選択

⑥目的にあった製品をお選びくださいと出ますが、次へをクリック。

無料版の選択は、インストール時に後で選択出来ます。

⑦使用許諾契約書の同意画面が出ますので、同意をクリック

⑧インストール先の指定画面となりますが、基本的にはCドライブのプログラムファイル(X86)になりますから、参照ボタンを押して変更することなく、そのまま次へ

⑨追加タスクの選択画面になりますが、デスクトップ上にアイコンを作成するにチェック。

⑩個人データ保存先の選択画面が出ますが、これもそのままにして次へ

⑪インストール実行です。

インストール完了です。


真ん中にあるEaseUS Todo Backup Free 11.5を実行するのチェックを外しておいてください。ここでは、付いてますが。一旦終了させます。

 

本題①
クローン作成

 

①接続準備
外付けケースに入れたSSDをUSBに接続します。

②ソフト起動
EaseUS Todo Backup Free 11.5を実行します。

③ライセンス認証画面が出てきますが、あわてずに後でをクリック

④次に、メニュー選択画面が出て来ますから、クローンをクリック

複製元のディスク(ソースディスク)の選択画面になりますから、左端の赤枠□にチェックを入れてCドライブを選択して下さい。


この時、◎印のラジオボタンには触らないで下さい。
左端□のCドライブを選択すれば、ラジオボタン全部に選択が入りますから。

この時、パーティション形式を確認しておいて下さい。
写真では、赤枠のMBRとなっています。

⑥次に、複製先(ターゲット)ディスクの選択をします。

SSDを間違わないように選んで下さい。
下の写真では、私のPCで説明の便宜上2TBのHDDにチェックを入れてますが、SSDの見分け方はまず容量の240GBと、全て空きになっていますから、判別は付くと思います。

⑦後、左下の高度なオプションで、SSDに最適化にチェックを入れて下さい。

複製元のソースディスクと、複製先のターゲットディスクの再確認をして、良ければ実行をクリックして下さい。


これも、説明の便宜上ターゲットディスクが変ですが、このような画面が出ると言う説明ですので、悪しからず了承下さい。

複製には、Cドライブのデーター量にもよりますが、約1時間位は掛かりますから、事前に電源オプションの変更でHDDの電源を切るような設定であれば変更しておいて下さい。

クローンしたSSDは、ケースから取り出しておいて下さい。

本題②
クローンSSDへの交換

 

①本体HDDの取外し

※重要本体HDDの取り外し前に、AC電源プラグと、裏側にあるバッテリーパックは必ず外しておいて下さい。

本体HDDの取り外しは、事前に確認されていると思いますので、蓋を開けてト取付ネジを外して、SATA接続を抜くと外れます。
外したHDDは、少し横に置いておいてください、後で外付けケースに入れます。

②クローンSSDの取付

今の、逆の手順でSSDを同様に差し込んで下さい。差し込みが甘いと認識しない場合がありますから、しっかりと差し込んで蓋を閉めて下さい。

その後、外したバッテリーパックを取り付け、ACアダプターのプラグも差し込みますが、まだ電源ボタンは押さないで下さい。



本題③
起動準備、完成

 

6個のフォルダーを避難させた外付けHDD USB接続します。

これを接続しておかないと、ディスクトップがありませんと叱られます。

②UEFI BIOSで、ブート(起動)順位を設定します。

UEFI BIOSの起動方法は、電源を入れてメーカーロゴが出て、Windowsが起動する前にF2キーがDeleteキーを連打すればBIOS画面が出ます。

ブート(起動)順位は、マウス操作で簡単に出来ますから、ご心配なく。

③SSDを起動優先順位トップに設定する。

SSDが起動優先順位トップになってる事を確認するか、なってなかったらUEFI BIOSで変更しておいて下さい。

④UEFI BIOS保存してEXIT

⑤Windowsが自動起動します。

UEFI BIOSを終了させると、Windowsが立ち上がると思います。

どうでしょう、早くなったのではないですか❓

 

まとめ

 

小容量SSDにクローン化するには、

①複製元HDD実使用量 < 複製先SSD総実容量
この式が成り立つか、この記事のように成り立たせれば出来ます。
成り立たせる方法は
②パーティション形式を合致させる。MBRならMBRにGPTならGPTに合わせる。
③複製元のCドライブにあるダウンロード、ディスクトップ、ドキュメント、 ピクチャ、ビデオ、ミュージックフォルダーの置き場所を他のドライブに変更する。
④取り外しが困難なHDDのクローン化は止めておく。

これだけです。

激遅のパソコンに新たな若さを吹き込むSSD化、如何だったでしょうか。
大きな容量のHDDから小さな容量のSSDクローン化は、出来るだろうか❓と言う不安がありますが、大丈夫です!

クローン化SSDに乗せ換えるまでもなくても、普段からCドライブを身軽にしておく事は大事です。

6個のフォルダー類の移動だけでも効果がありますから、是非この際チャレンジしてみて下さい。

この記事が、激遅パソコンに悩める皆さんに、少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までご覧頂きありがとうございました。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*