格安SIMの2つのメリットと8つのデメリット!絶対後悔しないために

格安SIMは、とにかくスマホ代が安くなって良いと言われる反面、デメリットのこともよく言われます。
私は5年前に初めてスマホを持った時にすぐに格安SIMにしました。

当時は今ほど格安SIMが普及していない時期で、不安もありましたが、やはり変えてよかったと思っています。

何よりも月々の支払が抑えられ、スマホの利便性を受けられる訳ですから、いい事ずくめですが、安いことにはある程度の代価を支払う必要があります。

それが何かは、デメリットの章でお伝えします。

しかし、それ以上に得られるものが格段に大きいことをお伝えしたくて、この記事を書きました。

どうか、最後までご覧ください。



メリット

主にコスト削減のことと、データ容量選択肢の広さなど2点、メリットについてお話したいと思います。

以前から言われていた2年縛りについては、今秋から大手キャリアも法律の改正で撤廃か、それに近い改善を行い格安SIMと遜色がなくなったので、メリットからは外しました。

しかし、過去の話として、3点目にそのことについて、ここでは記載しました。

メリット①トータルコスト、ランニングコストの削減

機種代とMNP乗り換え初期費用比較表です。
機種は、SONYの「Xperia Ace」と仮定します。

MNP乗り換え初期費用比較表

会社別 docomo 楽天モバイル 差額
機種代金
Xperia Ace
49,896 49,321 -575
事務手数料 3,300 3,394 94
53,196 52,715 -481

次に料金プランとして、SIMは音声SIM、データ量は一番平均的な3GB、かけ放題はキャリアと格安SIMでは同一土俵にはならないのですが、一応docomo 5分かけ放題、格安SIMは楽天モバイル10分かけ放題の条件なので格安SIMに料金のハンデがあるのですが、僅差ということで同等とした月額ランニングコストの比較表です。

月額ランニングコスト比較表

会社別 docomo 楽天モバイル 差額
ギガライト3.0GB
楽天M  3.1GB
4,378 1,760 -2,618
docomo 5分かけ放題
楽天M 10分かけ放題
770 935 165
合計 5,148 2,695 -2,453

次に、同様の24ヶ月ランニングコスト比較表です。

24ヶ月ランニングコスト比較表

会社別 docomo 楽天モバイル 差額
ギガライト3.0GB
楽天M  3.1GB
105,072 42,240 -62,832
docomo 5分かけ放題
楽天M 10分かけ放題
18,480 22,440 3,960
合計 123,552 64,680 -58,872

 

最後に、機種代+MNP初期費用+24ヶ月間のランニングコストのトータルコスト比較表です。
結果は、24ヶ月で約60,000円、月々2,500円の削減となりました。

トータルコスト比較表

会社別 docomo 楽天モバイル 差額
24ヶ月
トータルコスト
176,748 117,395 -59,353
月当たり平均 7,364 4,891 -2,473

メリット②自分に合ったサービスが選択しやすい

格安SIMの契約選択範囲は次のように広く、自分の予算、使用形態などに合わせて選びやすい。

①SIMフリースマホであれば、docomo、au、Softbank自分の好きな回線が選べる

②データSIMの選択により音声SIMより更に低額な料金プランが選べる

③月のデータ通信量選択の幅が広い

④かけ放題、SMS機能などのオプション選択可能

これ以外にも、MVNO各社によってそれぞれ独自のサービス展開がなされています。

メリットだった話③2年縛りがない(過去の話)

2019年秋から三大キャリアの2年縛り高違約金ルールが総務省の指導により緩和され、格安SIMとの差異がほとんどなくなり、このメリットは過去の話となりました。

一応、そのイメージをお持ちの方もいらっしゃると思い、既に格安SIMのメリットでなくなりましたが、三大キャリアの今秋からの対応表を載せておきます。

キャリア別 2年縛り 違約金 備考
Softbank なし なし
au あり
なしの場合+170円
1,000円
docomo あり
なしの場合+170円
1,000円 ※dカード支払いなら両方なし

  • Softbankは、きっぱりと2年縛り、違約金も両方なし。
  • auは、2年縛りはありますが、なしにする場合には+170となり、違約金は1,000円です。
  • docomoもauと同条件ですが、dカード支払いならSoftbankと同様に2年縛りも違約金も両方なしとなります。



格安SIMのデメリット

格安SIMのデメリットは、色々とありますがここでは主だった8つのデメリットを解説します。
但し、①から⑤までがデメリットのメインで、⑥⑦⑧についてはそう影響のない点と思います。

デメリット①通信速度が遅い時間帯がある

格安SIMは、自前の通信網を持ちません。大手キャリアから一部の周波数帯域だけを借りて運営していることから、ユーザーが同時にデータ通信を行う傾向のある昼間や夕方の時間帯には、通信速度の低下が顕著になることがあります。

デメリット②格安SIM導入事前準備から初期設定まで自己完結する必要あり

大手キャリアでは、諸手続き、各種設定は当然、店舗で行ってくれますが、格安SIMでは下記のSIM導入事前準備から初期設定まで、全て自分で行わなければなりません。

この辺りが、機械類に疎い人に取っては最大の障壁になるでしょうね。

事前に調べたり、手続きしておく必要があることを下に示します。

①格安SIMの適合性の確認

今あなたが使っている通信キャリアが、docomo、au、softbankのどこなのか、docomoと契約していた人は、docomo回線を借りている※1.MVNO事業者であれば使えます。

※1.MVNOとは、「Mobile Virtual Network Operator」の略称で、日本語では「仮想移動体通信事業者」のことで、NTTドコモなどの携帯電話会社から通信回線の一部を借り受け、通信サービス料金の安い「格安SIM」を提供している事業者のことです。

auと契約していた人は、docomo系の格安SIMは使えません。

SIMロック解除をすれば、SIMフリーと言ってどこの格安SIMでも使えます。
しかし、キャリア別に通信周波数帯が異なるため、先ほど言いましたように特にdocomo系と、au系の相性には注意が必要です。

同じ系統の格安SIMを利用するのが無難ですが、各MVNOのサイトの動作端末一覧表などを見て、自分の持っているスマホや購入予定のスマホとの相性を事前に確認しておく必要があります。

この画像は、「mineo」の動作確認済端末検索サイトです。

引用:mineo動作確認済端末検索

 

SIMロック解除には、キャリアによって利用期間と手数料3000円程度の手数料が必要です。

②予定しているスマホのSIMサイズの確認

SIMのサイズには3種類あって、①標準SIM ②micro SIM ③nano SIMがあります。

 

最近の機種であれば、100% ③のnano SIMでしょうが、一応確認しておく必要があります。

確認方法は、今持っているスマホであればサイズを計ってみて、確認してください。

もし、購入予定のスマホが決まっているのであれば、MVNO会社のサイトや、メーカーサイトでSIMのサイズが分かると思います。

「mineo」であれば動作確認済端末検索で、SIMサイズやSIMロック解除の要不要が分かります。

検索結果は、このようにSIMサイズや、SIMロック解除の要不要、テザリングの可否などが分かります。



引用:mineo動作確認済端末検索結果

 

③音声SIMかデータSIMの選択

通常の電話を使いたい場合や、緊急通報(110番、119番)の必要がある場合には、音声SIMを選択して下さい。

IP電話などの利用であれば、データSIMでOKです。
当然、こちらの方が安いですが、緊急通報(110番、119番)は出来ません。

④番号ポータビリティの手続き

現在使っている電話番号をそのまま使いたいなら、※2.MNPの申請をする必要があります。

※2.MNPとは、番号ポータビリティ(ばんごうポータビリティ)は、加入者移転、電気通信事業者や通信サービスを変更しても、電話番号は変更しないまま、継続して利用できる仕組みである。番号持ち運び制度とも言われる。

引用:ウィキペディア

これにより、MNP予約番号を取得して、先ほどのSIM(音声かデータか)を選択して格安SIMを申し込む必要があります。

MNPの有効期間は大体15日間なので、MNP予約番号を取得したら1~2日間で、SIMの申し込みをする必要があります。

予約番号の有効期間が10日以上必要とする所もあるので、ゆっくり考えていると必要有効期間がなくなりますので、注意が必要です。

デメリット③クレジットカードが必要

口座振替やデビットカードなどに対応している事業者はほとんどなく、クレジットカードが必須になります。クレカをお持ちでない方には障壁になりますね。

デメリット④無策だと通話料が高くなる

大手キャリアでは、定額かけ放題プランを提供しているので電話代自体が高くなることはないですが、格安SIMではそのようなプランを提供している所が少ないです。

従って、050などのIP電話やLINEなどの無料通話を利用しない限り、通常の30秒20円の通話料がかかり、高くなります。

逆に言えば、割り切ってデータSIMと、「050plus」や「mineo LaLa Call」などのIP電話などを活用すれば最強の組合せになります。

IP電話についての詳細は、小ブログの「IP電話アプリの比較6選一覧表!おすすめはこれだ!! 」をご覧ください。



デメリット⑤テザリングが使えないケースがある

テザリングというのは、外出先でWiFi環境がない所で、スマホを無線LANルーター代わりにして、電話回線を使いながらパソコンなどと無線LANでインターネット通信をする中継ルーターにすることです。

特に、docomo回線ではテザリングのアクセスポイントに接続するにはdocomoのspモードの契約が必要であったことから、docomo回線の格安SIMであっても2016年以前の機種では、テザリングが出来なかったのですが、2016年春夏モデルからその制限が撤廃されたので適合している格安SIMを選べば大丈夫です。

デメリット⑥サポート面で不安

この点も先ほどのデメリット②に類似しています。

大手キャリアでは、地域にリアル店舗を構えて何でもお任せで済みましたが、格安SIMの会社はそのような店舗をほとんど持ちません。それ故に経費がかからず安く提供出来るということなのですが、何かトラブルが生じた時にサポート面で不安があるということを承知しておく必要があるでしょう。

でも、格安SIMをやろうかという人は、ある程度そういった知識、素養を持ち合わせている人が多いでしょうから、この点はあまり心配ご無用といった所でしょう。

デメリット⑦キャリアメールが使えない

格安SIM移行の問題点の一つに使って来たキャリアメールの@docomo.ne.jpや、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpが使えなくなることです。

しかし、現在のようにGmail、Yahoo!メールその他のフリーメールが多い中で、果たして大手キャリアメールの存在意義がどれほどあるのか、筆者にはあまり理解が出来ません。

従って、このキャリアメールが使えないということが、大きなデメリットとは思えませんが、一応使えないということは確かなのでデメリットとして上げます。

デメリット⑧LINEのID検索が使えない

LINEの友達追加の方法には、次の4つのやり方がありますが、

  • ID検索
  • ふるふる
  • 自分専用URL
  • QRコード

この内、ID検索をするためにはキャリア提供の年齢認証サービスによって18歳以上であることを証明する必要がありますが、格安SIMではそれがないため①のID検索は出来ません。

しかし、②のふるふるとか④のQRコードでも十分可能ですし、先ほどのキャリアメールと同じような意味になるのではないでしょうか。

格安SIMに向いている人、向かない人

各自のスマホの使い方により、格安SIMへの向き不向きがありますので、簡単に説明します。

格安SIMに向いている人

①月額費用をとにかく抑えたい人

先ほどの月額ランニングコストやトータルコスト比較表でもお示しした通り、三大キャリアの今秋最新料金比較しても月額で1/2程度、2年間で約60,000円の節約になります。

預金が低金利になって久しいですが、年30,000円の金利を得ようとして、1年物の定期性預金金利を0.1%とするといくら預金が必要かと言えば、

30,000円/0.001=30,000,000円となります。3,000万を預けて初めて30,000円の利息が付く訳です。

このコストカットの価値が現在、世の中で如何に大きいかお分かりでしょう。

②電話を自分からあまりかけない人か、長電話が多い人

格安SIMはデータSIMとIP電話(8.8円/3分)を利用することにより、電話をあまりかけない人も、かける人も高い通話料を払ったり、余分なかけ放題プランや高い音声SIMの必要がなくなることから大幅なコストダウンが出来ます。

 

格安SIMに向かない人

①機械類のことは、分からないとする人

格安SIMは大手キャリアのように懇切丁寧ではありません。
自分でアクセスポイントの設定から何から何まで自己完結出来ない人にはハードルが高いでしょう。

②キャリア決済を利用している人

ドコモ払い、au簡単決済、ソフトバンクまとめて支払いなど、キャリア決済は商品代金と通信料金をまとめて支払いが出来る決済サービスで人気が高いですが、格安SIM契約すると当然このサービスは受けられなくなり、これを良く利用している人には不便となるでしょう。

格安SIMで私が思うこと

冒頭でお話した通り、私が、この格安SIMを入れたのは初めてスマホを持った5年前からで、当時、白ロムと言っていましたが、今で言うSIMフリースマホと併せて購入しました。

当時の状況は、今のように格安SIMの普及率も高くなく、数%の時代だったと思いますが、私は最初からキャリア契約のスマホの料金の高さを感じていましたから、それを回避する目的でIP電話も併せて導入しました。

使ってみての感想は、デメリットで上げた通り遅く感じる時もありますが、そのような小さな不満を凌駕して余りある金額面でのメリットが大きく、やっていて良かったなと思っています。

でも、格安SIMの普及率もまだ20%弱とのことですから、まだまだこれからですね。一人でも多くの方に導入してもらいたいものです。

まとめ

この記事では、格安SIMを導入しようとお考えの方に、私の導入経験のお話や、メリット、デメリットについてお伝えしました。

大手キャリアと違い、格安SIMを導入するには多少の手間暇はかかりますが、最低でも毎月2,500~3,000円浮くのは、大きいと思います。

是非!チャレンジしてみてください。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*