インチ

筆者が初めてインチ単位に触れたのは今から半世紀前、「SGP25A=1B」と言う規格のガス管をシャーシにしたゴーカートを作った時でした。当時は中学生なので強度計算など知る由もなく、見事にたわんでしまった苦い経験があります。 この若かりし...

日本は、SI国際単位系で長さを表す単位はメートル(m)ですが、市場にはテレビやPCディスプレイ、ジーンズ、ゴルフ道具に至るまでアメリカの影響が強くインチ単位が今でも慣習的に使われています。 しかし、メートル単位に慣れた日本では何インチ...

32インチが何センチかと言う問いに対して、工学を少しでも学んだ方であれば即座に2.54cmを掛ける事を思い付くでしょう。 筆者がその数値と出会った時期は恐らく15～16歳の頃だったと思います。 当時は若くて柔軟な脳だったからこそ、そ...

タイトルにもありますように、本記事で1インチから1インチ刻みで始めたこのシリーズもちょうど30インチに達しました。 機械いじりが好きな少年が当然のように工学系の道に入りましたが、人生と言うものは持って生まれた性向に大きく左右されるもの...

俗説になるかも知れませんが、腕を組んだ時に左腕が上になる人はその反対側の右脳が発達していて理系脳、右腕が上になる人は左脳が発達していて文系脳と言う話があります。 筆者は前者で物事を理詰めで考えて追及してしまう癖があり、確かに理系脳なの...

どうも、こんにちは。 機械屋でブログ作成と自作パソコンが趣味の爺です。 気持ちは若いままで、実年齢とのギャップをひしひしと感じる今日この頃です。 今日は、筆者が今から50年前の工業高専の学生時代に行っていた機械製図についてお話しま...

小ブログのインチ記事シリーズも1インチから始めてこれで30作目となりました。 もともとが工学系なもので、インチに触れる事が多々ありましたが書き進むにつれて世の中の様々な物に、その影響が少なからずある事を改めて実感させられています。 ...

27インチが何センチになるかと言うお話の前に、インチにまつわるお話を少しさせて頂きます。 皆さんの生活の中で直接に目にする事がない物に配管用炭素鋼鋼管(SGP)通称ガス管があります。 何だそれと思われたと思いますが、ガスや上水道の配...

筆者が小学生の3年か4年生の時、我が家にテレビがやって来ました。 毎日、学校の帰りに今か今かと待ち遠しく、テレビが来た時には嬉しくてたまりませんでした。 当時は、医者の家か裕福な家庭にしかなかったテレビが来た喜びは子供心ながら今でも...

筆者が一番最初にコンピューターの世界に触れたのが、約半世紀前に学生だった頃の工業高等専門学校(高専)での専門科目でした。 FORTLANという科学技術計算用のプログラム言語を勉強しましたが、現在のWindows10や11に比べると、ま...