102マイルは何キロ?距離と速さの単位を簡単に解説!

生活

私のブログで、マイル関係の記事はまだ4作目ですが、それ以前から「○○インチは何センチ」と言う記事を1インチ刻みで40本ほど書いています。

しかし、同じ長さ、距離を表すマイルについての記事が今申し上げた通り少なく、アンバランスでしたのでこれから書き進めて行こうと思っています。

さて、マイルは、国際マイルで決められているとは言え、数値が細かくなるのでキロメートルへの換算は少々面倒です。
アメリカの道路で「Speed Limits 35」 、イギリスでは赤丸にとあれば、それぞれ速度計の35マイル、或いは30マイル以下で走れば良いのですが、日本人では時速何キロかピンと来ません。

そこで、この記事では102マイルが何キロメートルか、逆に102キロメートルが何マイルになるか、直ぐに見れるように結果を掲載しています。

更に、それぞれの変換計算式のリンク、距離102マイルの交通手段別の所要時間、102マイルにまつわるお話等をしたいと思います。

 

102マイルは何キロメートル

1国際マイルは、1760ヤード、1ヤードは0.9144mなので

1国際マイル=1760ヤード=1760×0.9144m/ヤード=1609.344m=1.609344km≒1.61km
(1国際ヤード=0.9144m)

1マイル≒1.61km

従って、

102マイル≒102×1.61km≒164km
1マイルが、1.6km強なので2マイル増えた102マイルが、100マイル161kmから3kmちょっと増えるのが容易に想像できると思います。
しかし、その反対の102キロメートルが何マイルになるかが気になる方もいらっしゃるかもしれませんので、次の章では102キロメートルは何マイルかを、計算してみます。

102キロメートルは何マイル

1マイル=1.609344kmなので、右辺を1kmにするためには右左辺ともに同数で割ります。

1マイル/1.609344=1.609344km/1.609344

0.621371192237334…..マイル=1km  右左辺を入れ替えて、小数点以下2位止めにすると

1km≒0.62マイル

従って、102kmは何マイルかと言うと

102km≒102×0.62=63.24≒63マイル

となります。

次の章では、大谷選手が投げる球速100マイル級が時速何キロメートルになるか、テレビなどで良く目にするMPHが何の略なのかも含めて解説します。

時速(球速)102マイルは、時速何キロメートル

アメリカやイギリスでは距離を表す単位としてマイルが未だに使われています。
世界の偉大なアメリカ合衆国(United States of America)と大英帝国(Empire of Great Britain)ですから、そうそう簡単に変える訳には行かないのでしょう。

時速は、1時間当りに進む距離です。
これを時速にするためには、単位時間当たりとしての表現になります。
それは、1時間、1分、1秒と色々ありますが、普通は1時間当りと言う表現ですね。

時速=マイル/時=キロメートル/時

このマイル/時を単位記号であらわすと

○○m/h (miles per hour) =mph=MPH

これらの頭文字 mph を取って時速、球速、風速などの表現に使います。

距離102マイル=164kmですから、時速(球速)にすると

時速(球速)102マイル/時=164km/h

となります。

次に、色んなマイル数をキロメートルに換算する時、又、その逆の場合など、知りたいマイル数或いはキロメートル数だけを入力すれば計算結果が得られる計算機リンクの紹介です。

マイルをキロメートルに換算

下記リンクにある計算機を使って頂ければ、即時に換算出来ます。

1マイルは何キロ?距離と速さの単位を簡単に解説!
筆者は元々世間的には機械屋と呼ばれる部類の人間でして、ヤード・ポンド法の長さの単位のインチについては工学の初期の段階で機械設計製図や、旋盤実習などを通じてイギリス系のウィットネジやアメリカ系のユニファイネジについて勉強したものです。...

 

キロメートルをマイルに換算

下記リンクにある計算機を使って頂ければ、即時に換算出来ます。

1マイルは何キロ?距離と速さの単位を簡単に解説!
筆者は元々世間的には機械屋と呼ばれる部類の人間でして、ヤード・ポンド法の長さの単位のインチについては工学の初期の段階で機械設計製図や、旋盤実習などを通じてイギリス系のウィットネジやアメリカ系のユニファイネジについて勉強したものです。...

 

マイル・キロメートルの換算のお話はこれ位にして、カーナビなどで予想到着時刻表示がありますが、その設定の根拠や実際の平均速度との違いなどを道路種別や、交通手段による違いを計算してみました。

102マイル移動時の交通手段別所要時間の目安

車の場合

一般道路でのカーナビ設定速度による所要時間

一般道路でのカーナビの到達予定時間に使われる設定速度は30km/hです。

従って、

164km/30(km/h)≒5.47時間=5時間+(0.47×60分)≒5時間+28.2分≒5時間29分

一般道路での実際の平均速度による所要時間

一般道路での実際の平均速度は、20km/h程度です。

従って、

164km/20(km/h)=8.2時間=8時間+0.20時間×60分=8時間+12分≒8時間12分

2時間40分強の差が出ますね。

高速道路でのカーナビ設定速度による所要時間

高速道路でのカーナビの到達予定時間に使われる設定速度は、80km/hです。

従って、

164km/80(km/h)=2.05時間=2時間+0.05×60分=2時間+3分=2時間3分

高速道路での実際の平均速度による所要時間

高速道路での実際の平均速度は、60km/h程度です。

従って、

164km/60(km/h)≒2.73時間=2時間+0.73×60分≒2時間+43.8分≒2時間44分

高速道路での100マイルでは、カーナビと実際の所要時間の差は40分強あり、表示通りに信じると大きな遅れに繋がりますから、要注意ですね。

自転車の場合

普通の自転車の平均速度は、15km/hです。

従って、

164km/15(km/h)≒10.93時間=10時間+0.93×60分=10時間+55.8分≒10時間56分

11時間近く自転車をこぎっぱなしと言うのは、あり得ませんが計算上ではこうなります。

徒歩の場合

歩く速さは、年齢と反比例しますが平均4km/hとすると

従って、

164km/4(km/h)==41時間

これは、計算上での話で現実に41時間ぶっ通しで時速4kmで歩ける訳がないですが、計算上ではこうなります。

100マイル級に関して球速102マイルが時速何キロメートルになるかを、前前章でお話しましたが実際ピッチングマウントからホームベースまで、どれ位の時間で到達しているのか気になりましたので計算してみました。

球速102マイルは何秒でキャッチャーに到達するか

球速102マイルは時速にすると164km/hですが、ピッチングマウントからホームベースまでの距離は、60.6フィート(18.44m)です。そうすると何秒で到達するのでしょう、計算してみます。

球速164km/h は、毎秒にするには1時間は3600秒なので、

164km/3600秒=0.04555・・・・・≒0.046km/秒=46m/秒
なんと1秒間に46mも進むのですね。

ピッチングマウントからホームベース間は、18.44mなので投げてからホームベースに到達する時間は

18.44m/46(m/秒)≒0.400=0.4秒

人のまばたきの時間が1回に0.15~0.75秒と言われていますので、まばたき1回の瞬間には、もうボールが来ていると言う事ですね。いやはや恐ろしいスピードです。

所で犬もまばたきをするのですね。
犬と人間ではまばたきの時間に違いがあるかも知れませんが、遊びで冒頭の画像にしました。
お許しください。

所で、102mphを本当に出した事のあるMLBのピッチャーがいるのかと言う事ですが、何人もいるようです。その中でも印象的な選手を二人ご紹介します。

身長2m 08cmの長身ランディ・ジョンソン、1988年~2009年まで活躍、MLBナショナルリーグ西地区所属アリゾナ・ダイヤモンドバックスの永久欠番背番号「51」です。2010年1月現役引退しました。
キューバ出身アロルディス・チャップマン、2010年8月初出場、同年9月MLBシンシナティ・レッズ時代史上最速の105.1mph(169.1km/h)を記録、現在アメリカンリーグ西地区所属テキサス・レンジャーズ在籍、2021年レギュラーシーズンでも最高球速102.4mph(164.8km/h)を出しています。

 

まとめ

球速102マイル≒164km/h
距離102マイル≒164km
距離102km≒63マイル

一般道路でのカーナビの距離102マイル到達予定時間≒5時間29分(設定速度30km/hの場合)

一般道路での距離102マイル実際の所要時間≒8時間12分(平均速度20km/hの場合)

高速道路でのカーナビの距離102マイル所用時間≒2時間3分(設定速度80km/hの場合)

高速道路での距離102マイル実際の所要時間≒2時間44分(平均速度60km/hの場合)

球速102MPHのピッチングマウント→ホームベース間所要時間0.4秒

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